From the Blue World

青の世界・ギリシャから、フレッシュな情報をお届け。

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ADSL開通!
ADSL今頃になってこんな事を書くのもちょっと恥ずかしいのですが、我が家でもようやくADSLを導入しました。日本では、ブロードバンドなんてものはもう何年も前から当たり前になってきていると思うけれど、ギリシャの一般家庭には、まだそれ程普及されていないのです。そもそも、若い世代はまだしも、30代以上ともなると家でインターネットを使う人の数もそれ程多くないはず。(ギリシャのインターネット事情については、ここでもご覧いただけます。どうぞ。)
もちろん、今の世の中、ギリシャと言えども、オフィスではインターネットなしに仕事をする事は不可能だとは言え、自宅でもPCを使ってる・・・って人は、日本に比べたら相当少ないんじゃないかなぁ。携帯は日に日に進化していて、うまく使いこなしている人も多いんだけれど、やっぱり、家に篭ってPCの前でネットサーフィンやチャットより、屋外のカフェテリアで、コーヒー飲みながら友達とワイワイ・・・って言う方がギリシャ人の性に合ってるようだし。

私が始めてPCを購入してからというもの、ダイヤル・アップ→ISDN→そして今回のADSLと、接続は全て自力でやってきました。だって、ISDNに変えた時も、‘明日の○○時に、うちの技師がISDNのボックス(ターミナルアダプタと言うのかな?)を取り付けに行きますのでよろしく。’と言われていたのに、実際に技師のおじさんが来てみると、そのボックスを箱から取り出して私のPCデスクの上に置き、その後、‘じゃあこれで!’とさっさと帰って行ってしまったんだもの。(一応、私も‘あのぉ、このボックスの取り付けやってくれないんですか?’と頼んでみたとは言え、‘大丈夫、大丈夫。説明書の通りにやれば、すぐに接続できるから。’と笑顔を残して去って行きました。それも、「ボックスお届け代」はちゃっかり受け取って。それでも‘技師’なわけ?)
その後、簡単なはずのISDN接続の為、私が徹夜した事も付け加えておきましょう。あの時は、繋がるまでに丸々半日くらいかかったっけ・・・。しかも、後になってから、「あれはどうやら、プロバイダーの方がまだ私の名前を登録してなかったからだった」と判明。(技師のおじさんの話では、‘今から直ぐに繋がる。’はずだったのに!全く!)
そして今回のADSL接続でも、またもや同じ事態が発生。今回は、ADSLの申し込みをした際、‘今、ADSLモデムを切らしてるから、明日取りに来てくださいね。’と言われ、そのまま帰宅したのはいいけれど、翌朝になってみると、電話が繋がらなくなっている ―― そこで、問い合わせてみると、‘もう既にADSLに切り替えてしまったので、モデムを設置するまでは電話も使用できない。’との返答。まだモデム来てないのに。そこで、早速お店に行って、モデムを受け取って接続してみると、インターネットにはすぐ繋がったものの、やはり電話はうんともすんとも言わぬまま。そこで、仕方なく、又しても‘技師’に来てもらったところ(この人はかなりちゃんとしていて、知識も豊富なようでした。これまでの経験上‘ギリシャのPC技師=胡散臭い’と感じてたけれど、たまたま運が悪かったのかも。)、やはり今回も接続や設定の問題ではなく、プロバイダー側に問題があったようです。あーあ。

いずれにしろ、こうして私もADSLでインターネットに常時接続できるようになり、ホント快適。しかし、電話はいつ繋がるようになるのかしら?

≪これからギリシャ旅行を予定している方々へ≫
ご持参のPCをホテルで接続したい・・・という場合、ほとんどのホテルでは「ダイヤルアップ接続」となります。例え、ホテルのHPなどに「Internet Access」と記載したあったとしても、特にADSLと強調していない限りはそうだと考えて間違いありません。アテネのホテルの多く(特にデラックスクラスホテル)は、去年のオリンピックを機にADSLを導入したとは言え、まだまだその数は少ないですから。又、島や地方では、電話回線自体が悪く、ダイヤルアップでさえ接続が不可能なところも。(あるいはスピードがかなり遅いです。)
‘どうしても毎日メールチェックをする必要がある’という方は、万が一の時に備え、インターネットカフェやホテルに設置してあるPCなどでも見る事ができるhotmailなどのウェブメールに受信できるよう準備していった方がいいかもしれません。

ギリシャ生活 / 2005.11.14 07:45 / TB[0] / CM[0]


車の免許
licenceアテネで生活していると、なくてはならないのが‘車’。もちろん、街の中心部に住んでいたりすればその必要もあまりないのかもしれないけれど、我が家のようにちょっとだけ郊外・・・って事になると、もう車なしの生活は考えられない!って感じなのです。だって、最近はメトロの駅が増えたり、トラムが開通したりはしたとは言え、それだって一部の地区だけに限られているし、この頃人気の大型店(スーパーマーケット、家具屋、電器屋など)だって、車がなきゃ行けないところばっかりだし。

ただし、実は私、この歳(30代後半)になるまで、‘車の運転’というものをした事がありませんでした。そもそも車というもの自体に全く興味もなかったし、‘一生車の免許なんてものは取らない’という訳のわからないポリシー(?)まで持っていたわけです。
そんな私ですら、とうとう‘もう車の免許を取るしかない!’と決断し(詳細はこちらのブログをどうぞ。)、今年の3月何とか免許を取得。運転歴はまだわずか半年ほどだけど、まあ、‘車のある生活’ってものは何と便利なものか!‘こんな事ならどうしてもっと早く免許取っておかなかったんだろ?’ってちょっと後悔。・・・とは言っても、ギリシャ人の運転マナーの悪さったら半端じゃないので、今でも毎回運転する時はドキドキの連続なんだけれど。

ギリシャで免許を取るのは、日本より随分楽チン。「学科教習」は45x20回、そして「技能教習」(→いきなり路上に出ます。)も45x20回だけ。それなのに、私にとってはホントにしんどい体験でした。(歳のせい?それとも元々才能がない?又はその両方?)

学科の方は、もちろん全てギリシャ語。日本語でだってチンプンカンプンな用語などを、ギリシャ語で教えられたって全くわからないー。何しろ、‘クラッチって何?’のレベルでしたから・・・。それでも、必死に勉強して、こちらの試験は満点で合格。正直、これまでの人生であんなに勉強したのは始めて・・・って位がんばって、試験前日は完徹し、目を充血させたまま試験会場へ。――― 今思い返せばちょっと笑える状況だけど、きっと、それくらいやらなきゃ絶対受かってなかっただろうなぁ。合格がわかった時は、中学受験して受かった時よりも嬉しかったし。(ちなみに、50人位試験を受けた中で、10人くらいは不合格でした。)
ただ、ギリシャの場合、言葉に自信のない人は英語などの通訳を頼み(料金は150ユーロ位)、試験中、横で問題を訳して貰う事も可能だそう。(通訳によっては、間違った答えを見つけたら、机の下で足を蹴ってくれて(笑)、さりげなく教えてくれる人もいるとの事。)それから、私の教官の話しによると、今年の春あたりから、英語、ロシア語、アルバニア語などに訳された試験を受ける事ができるようになったらしいです。きっと、それだけギリシャに住む外国人の数が増えていて、多くの人が車の免許を取る必要性に迫られている・・・って事なんでしょう。

さて、私にとって最大の頭痛の種だったのは「技能試験」の方。教習を受けている時、何度挫折しそうになった事か。実際、‘もう辞めよう!’と思って、1ヶ月以上も教習を受けなかったりも。
さっきも書いた通り、ギリシャの「技能教習」はいきなり一般の路上で行われます。私の場合、先生が自宅の前まで迎えに来てくれて、そこから90分間(45分x2回分)のレッスンが始まるわけだけど、しょっぱなから60度はあると思われる坂道発進しろ!って言われたって、ちょっと困っちゃうでしょう?それに、我が家の周りにはやたらと一方通行の道が多い為、大通りに出るまでに、やたらと狭い道、それも両側には車がずらーっと停めてある道を通らなきゃならないんだもの。本当に冷や汗タラタラ。まあ、そのお陰で、今は坂道発進も、狭い道を通るのも大得意になったからいいけれど。(私の場合、平らな道でのエンストは何百回とあったけど、坂道発進ではほとんどありません・・・。)

しかし、こうしてようやく「技能試験」にこぎつけたけど、それにもちょっとした裏話(?)があるのです。
ここでの「技能試験」って言うのは、試験会場に行きそこで待機していると、後ろの座席に2名試験官が乗り込んできて、その近辺を走らされたり、縦列駐車やUターン(?)などをやらされたりするのですが(所要時間およそ15分)、実は私、自分ではなーんにもやってません。その間、やっていたのはハンドルを握っていただけ。実際にアクセル、クラッチを操っていたのは、横に座っていた教官だったのです!
つまり、試験官にいわゆる‘裏金’をつかませて、不正の試験をやって貰ったって事。一応、自己弁護の為に書いておくと、この日同じ試験官に見てもらった4名(私を含む)の内、裏金を払った3名は合格、払わなかった1名は不合格という結果。それに、私自らそう希望したわけじゃなく、教官の指示でそうなっちゃったわけだから(これについては、教習所の申し込みに行った時に既に聞かされていた)・・・。
これを読んだ方々は、きっと‘ギリシャって全く何て国なのー?’と驚かれるかもしれないけれど、事実、「技能試験」の方はある程度お金を積んで取る・・・っていうのもかなり一般的な様。(でも、その額は、試験官と教官によって随分異なるみたいです。)
そうは言っても、この先ずーっと私の心の中には、‘裏金で取った免許’っていうのがこびりついていくんだよなー。と思うと、かなり複雑な気持ち。(不正←あくまでもこれにこだわる)試験中、‘へーっ、君は日本から来たんだ。日本ってどんな国?’と始まり、その後、私を完全に無視して、勝手に日本について討論をし始めた教官、そして試験官達よ。貴方達の事は一生忘れません!

・・・という感じで無事(?)に免許を取得した私ですが、やっぱり車のある生活は便利。それに運転って楽しいし。今では、車なしでの生活は考えられない毎日なのです。免許をこの手にするまでは色々あったけど、結果的には思い切ってトライしてよかったかな。
それでは、アテネでの車ライフについては、また今度。
ギリシャ生活 / 2005.11.05 23:41 / TB[0] / CM[3]



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