
現在、サントリーニ島でおそらくナンバー1の人気を誇る
Katikies。先日書いたPerivolasや日本でも有名な
Sun Rocksなどと同様、非常に予約が取り難いホテルでもあります。
今日はそのKatikiesについて、私の感想を。
≪Katikies(カティキエス)≫眩しいほどに真っ白に塗られた建物、海と繋がったように見えるプール、グレーに白の縁取りのされた階段・・・。ここほど、‘サントリーニ島’のイメージそのもののホテルはありません。
サントリーニ島には数える程しかない5つ星のホテルだけあって、白い制服に身を包んだスタッフの洗練されたサービス、部屋の中のミニバーの充実度、自室のテラスやプールサイドに用意される朝食−どれを取っても十分に満足のいくレベルに達しています。
とは言え、このホテルがいくら‘5つ星’であっても、他の国々、特にアジアのビーチ・リゾートなどの5つ星のホテルと比べてしまうと不満を覚える人も少なくないかもしれません。
そもそもギリシャ政府観光局の定めるホテルのランク付けはあまりアテにならないものなのですが、このホテルを初めとするサントリーニ島のほとんどの5つ星、4つ星ホテルは、この島の持つ風土の為、他のどの国の高級ホテルとも違うユニークさを持ち、単に星の数だけで各ホテルのランク付けをしてしまうのは非常に難しいように感じます。
前回紹介したPerivolasもそうですが、Katikiesも、元々は岸壁沿いに造られた集合住宅。海からの強風が吹きつけ、地震も多いこの島では、住民がこういった天災から身を守る為に岸壁に洞窟を掘り、そこを住居にしていました。その為、そういった洞窟式の家を改造して造られたホテルは、ほとんどの場合、敷地がかなり狭く、客室の天井も低めです。特にKatikiesの客室はとてもこぢんまりとしていて、スイートルームでさえ、決してゆったりした感じはありません。スイートルームによっては、ロフトがベッドルームになっている部屋もありますが、そのロフトへ登る階段もかなり幅が狭く、ロフトの天井は背が高い人だったら頭が届いてしまいそうなほど低くなっています。
だから、きっと多大なる期待をしてこのホテルに到着すると、‘なんでこんなに部屋が狭いの?’なんて思う人も沢山いる事でしょう。部屋のドアだって、何だかすぐに壊れてしまいそうな木製の観音開きの扉で、オートロック式なんかではもちろんないし・・・。
それでも、せっかくサントリーニ島を訪れたのだったら、やっぱりサントリーニ島ならではの‘岸壁沿いに建つ、洞窟式ホテル’にぜひ宿泊してもらいたいと思います。だって、世界中のどんな土地を訪れたって、きっとこんなにキュートで、そして、こんなに眺めのいいホテルはなかなか見つからないでしょうから。
Katikiesは、サントリーニ島の数ある洞窟式ホテルの中でも、自他共に認める、一番お洒落で、都会的な雰囲気さえ漂うホテル。
前にも書いた通り、私が‘休暇’で訪れたいのは絶対にPerivolas。だけど、もし好きな人との二人っきりの旅だったら、ぜひKatikiesにも数泊してみたいな。・・・そんな気分にさせてくれる、ロマンチックなムードも。
それから、Katikiesの場合も前回のPerivolasと同様、部屋のカテゴリー(料金)=部屋の大きさと考えてまず間違いないでしょう。つまり、普通のダブルルームよりはスーペリアルームの方が、スーペリアルームよりはスイートの方が部屋の広さも大きいという事です。ただ、このホテルの場合、部屋の広さだけでなく、カテゴリーによって設備もかなり異なってきますので、部屋を選ぶ際にはその点も良く注意して下さいね。(例:シャワーのみ、バスタブ付、ジャクジーバス付など)
ちなみに、このホテルで一番人気の‘ハネムーンスイート’は、ハイシーズン中は1年〜半年前に予約が埋まってしまうそう。プライベートのジャクジーもついているこの部屋にぜひ泊まりたい!と考えている人は、できるだけ早いご予約を。
追伸:
今年からは、姉妹ホテルの
Katikies Suitesと
Villa Katikiesが加わり、こちらも人気上昇中。残念ながら、私はまだどちらにも泊まった事がありませんが、Katikies Suitesを外側からだけ覗いて見ました。やはりこちらも、Katikiesと同様真っ白の建物が目立っていて、すぐに‘これはKatikiesの姉妹ホテルだ’とすぐわかる程本家(?)に近いコンセプトで造られているのがわかり、周りのホテルより一際洗練された雰囲気が印象的でした。但し、Katikiesと比べると、こちらの方が若干イアの街から離れています。(それでも十分徒歩圏内ですけれど。)