From the Blue World

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サントリー二島のホテル・その1
perivolasHPの掲示板の方で、サントリーニ島のいくつかのホテルについて色々な方々のご意見が交わされているようなので、これらのホテルについて、私の率直な感想を書いてみようかなと思います。
ちなみに、ここでは私も実際に宿泊したホテルの事だけを書くつもりですが、例え同じホテルの同じタイプの部屋に泊まってもそれぞれ感じる事は違うでしょうし、個々がホテルに求める条件などによっても感想はかなり異なるはずです。
ですから、一応、そういった諸々を踏まえた上で、今後サントリー二島にご滞在なさる予定の方々のホテル選びのご参考にして貰えたらと思います。

Perivolas(ペリヴォラス)≫
私個人の好みで言えば、HP内の‘おすすめホテル’でも書いているように、サントリーニ島で断トツ1番好きなホテルはここ。
きっとそれは私が‘休暇’というものに求める条件を、このホテルが全て満たしているから。
それでは、私が休暇に何を求めるかと言えば、まずは‘何もしない贅沢’、そして‘静寂’、‘外界(?)からの隔離’。とにかく他人に煩わされず、ひたすらのんびりと過ごすのが理想。もちろん、部屋にテレビがあるのも嫌だし、できれば電話もない方がいい。
(Perivolasにはもちろん電話はありますけど。)海を眺めながら好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、ホテルからほとんど外に出る事なく、ただただボーッと何日も過ごすのが最高だと感じます。

このホテルのコンセプトは、あくまでも‘シンプル’。だから、各部屋の造りはとっても簡素です。それに、ホテルのサービス自体も、他の高級ホテルなどに比べると、いわゆる‘至れり尽くせり’タイプのものではないなー、という感じ。誰もがフレンドリーで、皆んな自然体だけれど、こちらが求めていかなければ、適当にほっておいてくれる・・・。そんな適度な距離感が私には好ましい印象でした。
(だから、掲示板の中でどなたかが書いてらっしゃる、このホテルのマネージャーの女性がとった失礼な態度に関しては、驚くとともに、とっても残念です。例えば、それがただの(?)従業員だったらまだしも(ギリシャの島の場合、夏期しかオープンしていないホテルが多いので、その年ごとに従業員の顔ぶれもかなり変わる可能性があります。その為、中には仕事に慣れていなくて、無礼な人もいるかもしれません。)、マネージャーとの事ですから、彼女に対して不信感を抱いたのも当然の事ですよね。)

そもそも、私がこのホテルを好きになった一番の理由は、オーナーの人柄に惹かれた・・・という事もあります。
元々、Perivolasは漁師の網元の家。それを、オーナーの一家が買い取り、自分達のサマーハウスとして使用していたのを、ご両親の死後、彼が少しずつ自分の手で改装し、ホテルとして営業し始めたそう。だから、それぞれの部屋には彼の思いが篭っていて、一つとして大事にしていない部屋はないとのお話しを聞きました。各部屋に使用されているピローケースなどにしても、亡きお母様の手作りのものもあるそう。その時私が滞在した部屋は、たまたまご両親の部屋だったところ。そして、彼自身の一番のお気に入りはスイートの17号室(写真の部屋です。)との事でしたが、実際、そのお話しをした日にも、ホテルの改装の為にドロドロのジーンズを履き、他の労働者と一緒になって働いている彼の姿を拝見し、‘やっぱり、これだけオーナーが大切にしているホテルだったら、居心地が悪いわけがないなー。’と感心したわけです。
最近のサントリー二島では、いわゆる‘デザイナーズ・ホテル’
的なスノッブなところが人気。そんな中で、1971年にイアでは始めての洞窟式ホテルをオープンし、現在でも地元サントリー二の住民からも、‘泊まってみたいホテルのナンバー1’として認識されているのは当然なのかな・・・と感じました。

正直、Perivolasはサントリーニ島の他のホテルと比べても料金が高めに設定されており、そうそう簡単に泊まれる場所でありません。だから、ここに泊まりたい・・・という人の期待が大きくなるのも当然ですし、実際にホテルに着いてみたら、‘えー、こんなもんなの?’と思う気持ちを持つ人もいるかもしれません。何しろ、本当に‘シンプル’過ぎて、普通の高級ホテルとはあまりにイメージが違いますので。
ただ、‘ホテルに泊まる’というよりも、知り合いのサマーハウスに招かれてのんびり休暇を過ごす・・・という感覚で滞在するのだったら、きっとその良さが味わえると思うのですが。

とは言え、もちろん大金を払ってわざわざ泊まりに行くのでしたら、何か不満があったりした際、それなりに対処してもらう必要はあります。
日本からいらっしゃる方々のほとんどは、きっとホテルに直接予約を入れるのではなく、どこかの旅行会社を通して予約なさっているかと思いますが、その場合、大抵、現地(アテネ、あるいはサントリーニ島)の旅行代理店が手配をしているはず。ですから、もしホテルに言っても埒が明かない場合は、それらの代理店に伝え、ホテルと交渉してもらうべきです。日本に帰ってから色々とクレームを入れても、ホテルに関しては何もできない事がほとんど。大事なのは、‘滞在中に問題を解決する事’ですので、その点はご出発前にもきちんと確認しておいて下さいね。そうしないと、楽しくなるはずの思い出も、そうでなくなってしまう事になりかねません。

尚、Perivolasの場合、部屋のカテゴリーの違い=お部屋の広さだそうです。つまり、スーペリア・スイートの方がスタジオルームよりも豪華だというわけではなく、内装などもほぼ同じ。ホテル側の話しだと、基本的にスーペリア・スイートは3名以上の宿泊の場合におすすめで、カップルだったら、スタジオ、ジュニア・スイート、スイートで十分との事。こういった誤解に関しては、ご予約をなさる旅行会社の情報不足のせいという事もあり得ます。このホテルのように、料金が高い=いい部屋とは限りませんので、その点も気をつけた方がいいかもしれません。

最後に、Perivolasのシャワーについて一言。確かに、このホテルのシャワールームにはカーテンがなく、日本人の私達にとっては非常に使い勝手が悪いのです。但し、欧米人の場合、シャワーの際に日本人ほどたっぷりとお湯を使わない人が多く、従って、彼らにとっては、ある程度広さのあるところだったら、カーテンがなくても外がびしょびしょになる事も少ないんですね。つまり、必要がない・・・って事になっちゃうんでしょう。
又、これはどの島(やアテネの一部のホテル)でも言えますが、古い住宅を改装して造られているホテル(サントリーニ島の洞窟型ホテルはほとんどがそうです。特にイアは。)には、配水管が古い為、水はけなどがよくないところも沢山ありますし、又、例えジャクジーバスがついていたとしても、肝心の水の出が良くないところなどもあるかもしれません。(それも、海水が混じった塩っ気のある水が出る可能性も。)だけど、これはもう本当に‘受け入れるしかない’というのが現状です。
だけどそういう多少の不便さがあったとしても、それを忘れさせてくれる魅力が、サントリー二島の多くのホテルにはあるはずです。いかがでしょう?

今回はPerivolasのお話しで長くなってしまったので、他のホテルについてはまた次回に。
旅行に役立つ情報 / 2005.10.08 06:36 / TB[0] / CM[22]



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